経営実務技能検定

Students taking an exam in exam hall in college
NPO法人 日本経営実務検定協会  経営実務能力検定制度

(検定指針)
イ、この検定制度は、実務に実際に役立つ能力の可否を検定する。
ロ、検定試験は、出来得る限り実践又は現場における実際の実技検定に重点を置く。
ハ、筆記検定試験を課すが、あくまでも二次的合否判断に使用するものとする。
ニ、検定試験の合否の判断にあっては、形式にとらわれず、将来性有りと見られた時は合否の判断に加味する。
ホ、検定試験の実技検定委員は、実務経験者でなければならない。

(検定試験の方法)
イ、筆記試験と実技試験を課す。
ロ、実技試験は、三名以上の検定委員の合議制により合否を決定する。
ハ、1号から10号までの各検定試験を個別に行う。

(受験資格)
イ、1号検定試験は、2号検定から10号検定までの検定試験の中、六種以上の検定試験に  合格している者又は、検定中央委員会の審査に合格した者。
ロ、2号検定から10号検定試験は、受験資格を問わない。

(合格点)
筆記検定試験は、原則として60点以上を合格点とする。
実技検定試験は、原則として70点以上を合格点とする。

(基準策定委員会、検定中央委員会と検定委員会)
イ、基準策定委員会は、検定基準を策定する。
ロ、検定中央委員会は、各検定委員会を統括し、各検定委員を人選し、検定制度を実施運用する。
ハ、各検定委員会は、当該検定試験を担当し実施する。

(検定委員会の担当、検定試験の種類)
(1)第一検定委員会
1号検定試験・・・総合能力検定
経営に関する知識、能力を総合的に検定する。

(2)第二検定委員会
2号検定試験・・・パフォーマンス能力検定
自己表現を検定委員の前で実際に行わせ検定する。
3号検定試験・・・プレゼンテーション能力検定
パワーポイントを使用しテーマに基づくプレゼンテーションを行い検定する。
4号検定試験・・・営業能力検定
一軒一軒を実際に飛び込みセールスを行い検定する。
(3)第三検定委員会
5号検定試験・・・事務能力検定
ワード、エクセル及びコンピュータ操作の実務基礎をもって検定する。
6号検定試験・・・ビジネス基礎能力検定
ビジネスの基礎知識について筆記及び口頭試問により検定する。
(4)第四検定委員会
7号検定試験・・・創造能力検定
無から有を生み出す創造力、出願時に申し出た得意分野で検定する。
8号検定試験・・・発想能力検定
問題解決(ソリューション)能力も含めた逆転の発想能力を検定する。
(5)第五検定委員会
9号検定試験・・・起業能力検定
起業する基礎知識及びチャレンジ精神を検定する。
10号検定試験・・・接客対応能力検定
クレーム処理等を実技で行い対応能力を検定する。
(6)各検定試験は、3級試験、2級試験、1級試験の三種とする。